仕事をしながら転職する方法!現職の転職で失敗しないノウハウ

仕事しながら転職することは、決して簡単なことではありません。

ですが、この1、2年で日本の労働環境は大きく変わろうとしています。

世界で考えると日本の労働環境は多少、遅れている感があります。

具体的に言うと、企業によっては副業禁止、在宅ワークは認めないなどです。

この禁止や認めない日本の企業文化は近い将来崩壊し、今とは大きく違った働き方になるはずです。

その指針が政府から発表されている働き方改革です。

企業ごとに、または、社員ごとに取り巻く環境は違いますから、環境に合わせた働き方を推奨する動きが顕著にあります。

特に大手企業の場合は、プレミアムフライデーということで金曜は通常の退社時間ではなく15時や16時に退社できる制度が導入されています。

この動きは今後、ベンチャー企業や中小企業にも広がる可能性が極めて高いです。

このような状況のなかで、求職者は仕事をしながら転職活動をすることになるのです。

仮に現職が副業OKとなっているのであれば、現職の仕事と副業の仕事との掛け持ちで転職活動をするということになります。

今回は、すでに副業など多種多様な働き方のなかで転職活動を行う方法をご紹介します。

仕事との掛け持ちの大変さ

現職との掛け持ちだけでも転職活動は大変です。

それがもし、転職サイトなど自己応募タイプの転職方法であれば、そのボリュームは膨大になり、現職か転職活動に大きな支障をもたらす可能性が高いです。

転職サイトなどの自己応募の場合、求人の検索、求人の選別、履歴書・職務経歴書の作成、応募手続き、面接日程の調整、面接、内定時の条件交渉などすべてのことを自分ひとりで行わなければなりません

一方で現職の業務が9時~18時まで必ずある訳ですから、今ご紹介した転職活動に関係するすべてのことを18時以降に行わなければならないということになります。

文章にしただけでも十分、大変そうなイメージがリアルに想像できるはずです。

このように自己応募タイプは非常にタフな活動になるため、今のように転職エージェントを利用して転職活動を行うことが主流になっています。

転職エージェントを利用すると求人の検索、求人の選別、応募手続き、面接日程の調整、内定時の条件交渉をキャリアアドバイザーが代理で対応してくれます。

求人の検索は特に便利でアドバイス付で紹介してくれますので、何のアドバイスもないなかで求人にある募集要項だけを見て行う自己応募とは全然、ボリュームが違います。

転職活動を諦める人もいる

自己応募で転職活動をしている求職者のなかには、そのボリュームにギブアップして現職を辞めて転職活動だけに集中する人や転職活動を諦めてしまう人もいます。

転職活動においては、現職を退職して転職活動をすることはかなりのリスクですのでオススメはしません。

なぜかと言えば、転職活動は絶対決まるという保証はどこにもありませんし、だれも保証してくれるものではないのです。

極端なことを言えば、一生転職できない求職者もいるかもしれません。

そうなると、現職を辞めていると収入源がなくなり、生活にも苦労があります。

後者の転職活動を辞めることは現職を辞めることよりも収入面ではリスクはないのですが、今の転職市場はかなりの売り手市場で求人が多数あります

企業は採用活動に苦戦する状態ですので、選考基準を下げたり、本来の条件よりも高い条件で求人を出しているケースもあります。

現職に何らかの不満があり一度は転職活動をした訳ですし、転職活動を辞めても現職への不満は解消されません。

結果的に近い将来また転職活動をしようと考えるでしょう。

そのときに今のような売り手市場である保証はどこにもないのです。

自己応募にはやらなければならないことがあり、現職または転職活動に悪影響を与える要因になっています。

転職エージェントを利用して転職活動をすることができれば、少なくともボリューム感によりギブアップすることはないですから、現職の仕事をしながら転職活動を同時に進めることができるのです

現職がハードワークならもっと厳しい

仕事をしながら転職活動をする場合、求職者が現在、在籍している企業がどのような企業かも影響があります。

公務員のように定時で帰宅できる環境にあるのであれば良いのですが、ベンチャー企業などはハードワークで定時に帰社できることの方が少ないですし、1日の残業時間が3時間や4時間は当たり前という企業も少なくありません。

その環境下で自己応募で転職活動をするということは、実質的に転職活動できないということを意味します。

転職エージェントもそうですが採用活動を行う企業は22時以降も対応してくれるということはまずないです。

特に企業の面接は19時最終スタートがほとんどですので、書類選考を通過してもなかなか企業の希望する時間で面接を受けることができず、そのうち、選考見送りになります。

現職がハードワークであれば、転職エージェントを利用したとしても大変な状況になりますが、自己応募ですと言うまでもない状況が想像できるはずです

ハードワークである企業に在籍しているのであれば、自己応募はやめて絶対に転職エージェントを利用すべきです。

現職に加えて副業をやっている場合の転職活動

少しずつ副業を認めている企業が増えていますので、副業もやりながら転職活動をしようと考えている求職者もいます。

この場合、絶対にやってはいけない転職活動方法は自己応募です。

副業をやっていない場合でも実質として転職活動がやっていない状態と同じになるなかで、副業をやりながら転職活動をすることはまず不可能なことです。

副業で得た収入も含めて生計を立てているでしょうから、現職はもちろんのこと副業をやめることもできないはずです。

そうなると優先順位として転職活動が最後になってしまい転職活動は辞めざる得ないことになります。

転職エージェントを利用して転職活動を行う場合でも、転職活動に充てる時間が制限されることは必至ですから、転職エージェントから複数の求人を紹介されても、そのすべてに応募することはやめましょう。

現職と副業と転職活動の同時並行の場合は、1回で裁ける求人の数は3つが限度です。

4社以上になると同じ週に4社の選考を受けることになる可能性が高いので、事前準備がおろそかになります。

残りの日は副業に充てると考えて週で最大3社の選考を受けることが現実的に考えると一杯だと言えます。

求職者の希望として早期に転職したいと考えていることが多いため、大手の転職エージェントを利用することが絶対条件とも言えることです。

大手の転職エージェントは転職支援の質よりも求人の数を強みにしているため、それならば複数の求人に一気に応募して早期決着したいと考えるでしょうが、今の転職市場は売り手市場です。

求職者が思う以上に求人は多くありますし、企業も1週間レベルで採用活動を終えるということは不可能で、1つの求人でかかる所要の採用期間は1カ月から2カ月です。

そう考えると一気に求人に応募することはしなくても十分、早期に転職決定することが可能になります。

売り手市場という状況は求職者にとってはかなりの追い風になりますので、この状況をうまく利用して現職、副業、転職活動の3つの質を下げないことが必要です。

在宅ワークと転職活動

今、見直しされている働き方として在宅ワークがあります。

在宅ワークは企業の新しい働き方で注目を高めている働き方になるのですが、企業によっては在宅ワークで現職に在籍している求職者もいます。

在宅ワークで転職活動をする場合、副業などとは違いかなり転職活動をしやすい状況になります。

ボリュームが尋常ではなくなる自己応募での転職活動もやろうと思えば十分可能な環境です。

しかし、在宅ワークであっても、転職活動をする場合、転職エージェントを利用した方がもっと効率的に活動をすることができます。

時間は無制限にある訳ではありません。

在宅ワークで仕事をしている求職者には、小さいお子さんの子育てをしている女性の求職者も多いです。

このような環境下にある求職者は、比較的、現職においては時間に余裕があるとは言っても家庭的な時間には限りがあります。

そう考えると在宅ワークであっても転職エージェントを利用することがリスクなく活動できることだと言えます。

在宅ワークは今後、更に加速的に増えると言われている働き方になりますので、現時点では在宅ワークが不可であっても可能になった場合、自分がどのような転職活動を行えば現職や家庭に支障がないか考えておくべきだと言えます

パラレルワークと転職活動

副業を別名、サイドワークと呼びます。

サイドワークよりも、より働く時間が長く、より多い収入を期待できる働き方がパラレルワークです。

専業と副業の組み合わせではなく、専業と専業の組み合わせのなかで転職活動を行う求職者もいます。

想像できるでしょうが、パラレルワークと転職活動を同時に進めることは自己応募では絶対にやめましょう。

あまりのボリュームによりどっちかをやめる前に体に支障を与えることになります。

自己応募で転職活動をすると、睡眠時間をかなり削らなければなりませんし、睡眠不足のなかで現職とパラレルワークと転職活動をやらなければなりません。

3つすべてに中途半端になってしまいますし体調不良になることも容易に想像することができます。

パラレルワークの場合ですと、転職エージェントを利用する場合でもかなりスケジュールを考えた上で立ち回らなければなりません

極端なことを言えば、一切の無駄を省く必要がありますし、プライベートをすべて犠牲にするぐらいの覚悟が必要です。

もちろん、転職エージェントを利用すれば絶対に3つの対応は可能なのですが、できればパラレルワークは、転職活動中は控えて副業にレベルダウンした方が良いです。

現職以外の仕事もやりながら転職活動をする時期

転職活動には時期も大事です。

1年間のなかで企業の多くが求人を公開し採用活動を活発に行う時期は2月前後と8月前後です。

この時期は、年間通して最も求人が転職市場に多い時期です。

現職の仕事と別の仕事をしながら転職活動をする場合、求人がたくさんあり、厳選応募して、見送りになっても他の求人がまだ複数あるという状況を作ることが大事です。

そのためには、大手の転職エージェントを使いつつ2月と8月前後に転職活動をすることがオススメです。

その他の時期に転職活動しても問題はないのですが、時間に制限されている訳ですから少しでも生産性が高い活動、時間の使い方をできた方が得策だと言えます。

現職以外の仕事もやりながら転職活動をするには向いていない希望職種

現職以外の仕事をやりながら転職活動をする場合、求職者の希望職種によっては、転職エージェントを利用しても対応が難しい職種があります。

その職種をこれからご紹介しますが、それ以外の職種は現職とそれ以外の仕事をしながら転職活動をすることは可能ですので割愛します。

難しい職種は営業職です。

営業職は顧客商売であり、ただでさえ長時間になることが日常的にあり、そこに現職以外の仕事とは別に転職活動することはやめた方が良いと言えます。

営業職として現職で働いている場合、それ以外の仕事を持っていない場合でも転職活動では苦労することがあります。

顧客トラブルなどで急なアポイントが入り予定していた面接をリスケしてしまうなどです。

このような想定しない事態が営業職にはありますので、副業などの仕事は一旦やめて現職と転職活動だけに時間を使った方が中長期的な視点で考えるとメリットは大きいでしょう。

現職の人が転職するには

働き方改革に伴う副業などの現職以外の仕事は転職活動だけを考えると支障が大きいです。

求職者は、働き方改革の恩恵を受けて現職以外の仕事をして副収入を得ることができるのですが、ベストな選択は転職活動をする時期を前もって決めてしまい、その期間は現職以外の仕事をしない生計を作っておくことです。

なかなか難しいことではありますが、それがベストの選択です

どうしても副業などの仕事を中断することができない場合は、自己応募での転職活動は絶対にやめて転職エージェント、特に大手の転職エージェントを使って求人の余裕を持ちながら転職活動をしましょう。

なお、大手の転職エージェントを1社利用するだけで十分であり、複数の転職エージェントを同時に利用することは副業などの仕事を持っている場合は不向きです。

現職以外の仕事と同時に行うのであれば、すべてが中途半端にならないようにプロである転職エージェントを利用することで、転職を効率よく成功させることができます。